さて、ルネデュヴァンを使用した第2回目のアロマ学習です。
2番目のアロマは、グレープフルーツです。
スポンサーリンク
[ad#ad2]
さっそくアロマを嗅いでみたいと思います。
グレープフルーツもレモンと同様、なじみのある分かりやすいアロマです。グレープフルーツをカットして表面をそのまま嗅いだような香りです。
グレープフルーツって良い香りですよね。果物の香りは基本的には全部良い香りがしますが(一部ドリアンなどを除く…)、その中でもグレープフルーツは私の大好きな香りのする果物の一つです。
グレープフルーツのアロマを構成する成分とは
付属のテキストによると、このグレープフルーツのアロマは「フラベド(Flavedo)」という外側の黄色い皮の部分の香りと、グレープフルーツの果汁の中に存在する「ヌートカトン(Nootkatone)」という成分に由来するようです。
ちなみに、グレープフルーツの皮の内側にある白い繊維状の部分は「アルベド」と呼ばれるそうで、これにはビタミンPや食物繊維が豊富に含まれているそうです。
さらにテキストには、
「グレープフルーツの香りは常に極微量の硫黄を含んでいる」
という記述があり、さらに、
「この香りはボルドー大学醸造学部によって近年証明された硫黄化合物で、大方3-メルカプトヘキサノールとそのアセテートであり、最上級のソーヴィニョンブランによく現れる」
そうです。
グレープフルーツのアロマが現れるワインは?
グレープフルーツのアロマは、フレッシュで力強い良質の白ワインに現れるようです。
・フランスロワール地方で造られるサンセールやプイィフュメのソーヴィニョンブラン
・カリフォルニアやニュージーランドのソーヴィニョンブラン
・フランスの卓越した甘口ワイン
・リースリング
グレープフルーツは、ソーヴィニョンブランを代表するアロマです。個人的にはソーヴィニョンブランはシャルドネよりも好きな品種なので、好きな果物の香りは、好きなワインの香りでもあるんですね。
皆さんもまずは、生活の中から好きな香りを見つけ、好みのワイン探しに役立ててみてくださいね。
第3回のアロマ学習は「オレンジ」です。
スポンサーリンク
[ad#ad2]