プレミア・ナパ・ヴァレー2017が閉幕。最高落札額は、スケアクロウの20万ドル!

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第21回目となるプレミア・ナパ・ヴァレー・オークション2017が2月25日(土)に開催されました。日本を始めとする各国のワイン関係者がナパ・ヴァレーに集結し、大いに盛り上がりました。

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プレミア・ナパ・ヴァレーとは?

プレミア・ナパ・ヴァレーは、毎年2月の最終土曜日に、カリフォルニアのナパ・ヴァレーで開催されるワインのオークションです。

ナパ・ヴァレー・ヴィントナーズによるニュースリリースはこちら

このオークションに参加できるのは、業界関係者のみ。参加者は世界各国から集まり、主にインポーターや卸業者、小売店やレストランまで様々。

このオークションは「バレル・オークション」といって、ボトルに入った状態ではなく、樽に入った状態のワインがオークションに掛けられます。それぞれ5ケース(30本)、10ケース(60本)、20ケース(120本)という単位で販売されます。このオークションでは、ナパ・ヴァレーの生産者がオークションのために特別に仕込んだキュヴェを出品するため、落札者は、市場では販売されない唯一無二のワインを独占で手に入れることになります。

落札者には、生産者の直筆署名、ボトルナンバーが記載されたオリジナルラベルのボトルに詰められたワインが後日送られます。

ラベルの下部に生産者のサイン、ボトルナンバーが手書きで記されます。ラベルデザインは全て同じ。

2017年のオークションの概要

2017年は、2月25日(土)にナパ・ヴァレーのセントヘレナで開催されました。オークション出品ワインは「ロットナンバー」で管理され、2017年は217のワイナリーが参加。それぞれ1から217までロットナンバーが割り当てられます。

今年は、217ロット中、約87%に及ぶ189のロットが2015年ヴィンテージとなりました。その他の内訳は、2016年が12、2014年が11、2007年、1996年、ノン・ヴィンテージのワインがそれぞれ1つずつ出品されました。

2015年ヴィンテージは、収量こそ少なかったものの、ヴィンテージとしては最高の出来となりました。62のトレーダーが見事競り落としに成功し、うち12のトレーダーは、今回が初の競り落としとなりました。

現場でのオークションに先立ち、オンライン・オークションも開催。期間は2月24日(金)午前9時から25日(土)午後1時まで。オンライン・オークションには、世界中から270にも及ぶトレーダーが参加し、全体の20%に当たる45ロットが売れました。売上金額は50万ドル。このため、現場でのオークション時間も約1時間短縮されたとのこと。

今年の売上金額は420万ドル(日本円でおよそ4億6,200万円)となり、前年の500万ドルを下回りました。ちなみに過去最高の売上は、2015年の600万ドル(日本円でおよそ6億6,000万円)。

2010年から2015年までの売上金推移(出典元:Decanter.com)

最高落札額のワインは?

最も高値で落札されたワインは、スケアクロウのカベルネ・ソーヴィニョン2014。およそ20万ドルで落札。通常のスケアクロウ・カベルネよりも7ヶ月間長く熟成された、オークション用の特別キュヴェでした。スケアクロウは、5ケースロットで販売されたため、一本あたり約3,300ドル(日本円で約37万円)で取引されたことになります。ちなみに2014年のオークションでは、スケアクロウ2012年が26万ドルで落札されています。

日本のインポーターも参加

今回落札に成功した全62のトレーダーのほとんどがアメリカとなりましたが、日本のインポーターもオークションに参加し、落札に成功しています。ハーラン・エステートを始め、ナパ・ヴァレーのワインを数多く取り扱う、中川ワインは今年、13ロットを競り落としました。ダックホーンやスタッグス・リープなど、日本国内でも人気のワイナリーが造る特別キュベを競り落としました。

中川ワインホームページ

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