これであなたもワイン通の仲間入り!フランス産ワインのラベルの読み方

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ワインビギナーの方にとって、ワインのラベルの読み方ってすごく難しいですよね。日本のワインならまだしも、フランス語やイタリア語などの外国語で描かれたラベルを読み解くのは、初めのうちは、すご〜く困難な作業です。

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でも安心してください。実はワインのラベルには一定のルールがあるのです。そのルールに沿って読み解けば、すぐにそれがどんなワインなのか分かるようになります。さらには、そのワインの味筋まで予想することが出来るのです!

このルールは、慣れてしまえばどんなラベルでも読み解くことが出来るようになります。ラベルの読み方をマスターすれば、ワインショップでのワイン選びも楽しくなりますよね。これから優しく丁寧に解説していきますので、是非、楽しみながらラベルのルールを学んでいってください!

この言葉を知っていればもう大丈夫!フランスワイン用ラベル用語辞典

フランス産ワインは、当然ながらフランス語でラベルが書かれています。なのでフランス語が読める人にとっては簡単なのですが、フランス語が出来るという人は少ないです。それでも一定のキーワードさえ覚えてしまえば、後はそこにあてはめるだけ。いくつかパターンを紹介したいと思います。

①Chateau(シャトー)〜

シャトーはフランス語で「城」という意味がありますが、ワインのラベルに書かれている場合、それはすご〜く簡単にいうと「ワインの生産者」を表す意味になります。

もう少し詳しく言うと、「ぶどう栽培から醸造、瓶詰めまで全て一貫して行っている生産者」になります。

このシャトーという文字の後には、必ずシャトー名、つまりワイナリー名が続きます。上の写真の場合、CHATEAU DAUBIAC(シャトー・ドービアック)というワイナリーが造っているワインということになりますね!

このChateauという言葉は、フランスで一番有名なワイン生産地、Bordeaux(ボルドー)のワインで使われる言葉なので、このChateauという文字を見つけたら、「これはフランスのボルドー産のワインだ!」と思ってください!

ちなみに、フランスのボルドー産のワインには、「5大シャトー」というものが存在し(5大シャトーについてはこちら)、一本5万円以上する世界中のワインラバー憧れの高級ワインとして知られています。いつかは飲んでみたいですね!

②Domaine(ドメーヌ)〜

さて、先ほど「シャトーという文字があったらボルドー産のワインだ」とお話ししましたが、このDomaine(ドメーヌ)という言葉は、主にブルゴーニュ地方のワイナリーを表す言葉として使われます。

上の写真だと、一番下の「DOMAINE DROUHIN-LAROZE(ドメーヌ・ドルーアン・ラローズ)」がそれに当たります。

ブルゴーニュ地方以外のワイナリーでも使われることもありますが、「ドメーヌとシャトーは共に、ワイナリーを指す言葉だ」と覚えておけば大丈夫です。

③APPELLATION〜◯◯◯〜CONTROLEE(アペラシオン〜◯◯〜コントロレ)

この「APPELLATION〜◯◯◯〜CONTROLEE」という文字は、一定以上の高品質なフランスワインには必ず書かれている文言です。

この間の「◯◯◯」には、産地の名前や畑の名前などが入ります。これは、「AOC(=Appellation d’Origine Controlee アペラシオン・ドリジーヌ・コントロレ)」という、ワインの品質を守るための制度に基づいています。この制度は日本語で「原産地統制名称」と呼ばれています。

AOCについてはこちら!

④VIN DE PAY(ヴァン ド ペイ)〜

このVin de Pay(ヴァン・ド・ペイ)は、訳すと「地方のワイン」。日本語でいう地酒のような位置づけです。

実はこのヴァン・ド・ペイも、生産地を保護するための制度であり、先ほどのAOCよりもう少し規定が緩くなった分類のワインです。

VIN DE PAYの後には全部で75種類の産地名が続きます。上の画像のVIN DE PAY D’OC(ヴァン・ド・ペイ・ドック)は、最大の生産量を誇っています。

⑤MIS EN BOUTEILLE(ミ ザン ブテイユ)〜

これは日本語に訳すと、

「〜でワインがボトルに詰められました」

という意味で、ワインがどこで瓶に詰められたかを表すための文言です。

上のラベルだと、下のところの

「MIS EN BOUTEILLE AU CHATEAU(シャトー元詰め)」という部分です。

その他によくある例は、

「MIS EN BOUTEILLE A LA PROPRIETE(所有者元詰め)」

「MIS EN BOUTEILLE AU DOMAINE(ドメーヌ元詰め)」

「MIS EN BOUTEILLE PAR +ワイナリー名(◯◯ワイナリー元詰め)」

などです。つまり、ぶどう畑を持つ生産者自らワインを造り、瓶詰めしているという意味です。

ではなぜ、このような文言を明記する必要があるのでしょうか?

それは、自分たちの畑で一生懸命ぶどうを育て、収穫し、醸造し、ワインを造った方が高品質なワインが出来上がるとされているからです。

一方で、ワイン生産者からワインを樽ごと買い付け、自分たちでブレンドし、瓶詰めを行う生産者の形態を「ネゴシアン」と呼びます。このネゴシアンの中には、安酒を大量生産して販売するものもいるため、一般的には生産者元詰めのワインの方が高品質と言われているのです。

⑤その他の用語

その他にもフランスワインのラベルに記載される用語がいくつかあります。

GRAND VIN DE(グラン・ヴァン・ド)〜

一番上に書かれている文章ですね。

日本語訳すると、「〜の偉大なワイン」となります。

この後には、

「GRAND VIN DE BORDEAUX(ボルドーの偉大なワイン)」

「GRAND VIN DE BOURGOGNE(ブルゴーニュの偉大なワイン)」

「GRAND VIN DE +ワイナリー名(〜ワイナリーの偉大なワイン)」

などが続きます。

「グラン・ヴァン」という言葉は、特に訳さなくても通じます。ワインの世界ではよく出てくる用語なのでそのまま覚えてしまいましょう!

 

初めのうちは、ラベルに書かれてあるフランス語がワイナリー名なのか、産地名なのか、それとも全く別の言葉なのか、判断がとても難しいと思います。

生産者に関しては、数えきれないほどの生産者がフランスには存在するのでとても苦労しますが、ワイン産地に関しては、何度もラベルを見て勉強すれば、すぐに覚えてしまいます。

まずは産地から覚え、その後に生産者の名前を覚えていくようにしましょう!

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